介護予防 これだけは知っておきたい知識と知恵 の記事一覧
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介護が必要となった高齢者のおよそ2割は「足腰などの障害」をその原因としているそうです。
また国民生活センターによれば、65歳以上の高齢者が遭遇する事故の6割以上が「家庭内事故」によるもので、階段の上り下りや、普通に室内を歩いているときの転倒や転落などが最も多いそうです。
これらの事故による骨折やけがなどをきっかけとして寝たきりになるなど、そのまま長期の介護生活に入っていくことも珍しくありません。
・病院危害情報からみた高齢者の家庭内事故(国民生活センター)
加齢にともなう骨・筋肉・関節などの衰えを防ぐための運動、とりわけ年齢を問わず、また年齢に応じたメニューで続けることのできる「筋力向上トレーニング(筋トレ)」が、介護予防のカギとなります。
骨や関節をつつんでいる筋肉を鍛える運動を行うことによって転倒のリスクを減らし、また骨粗鬆症の予防にもなります。
運動・筋トレとはいってもむろんハードなものではなく、ふだんの生活に若干の負荷を足す程度のものがよいのです。
日頃はまったく運動することのなかった高齢者ほど、その効果がでやすい傾向にあります。
まずは数日おきでもよいので長く続けることを第一目標に、少しずつ回数や運動時間を伸ばしていくことを目指すとよいでしょう。
・筋トレで虚弱・転倒防止!(東京都 中高年からの介護予防読本)
「基本チェックリスト」とは でもご説明したとおり、市区町村が実施する「介護予防事業(地域支援事業)」においては、「運動器の機能向上サービス」が設けられています。
これを利用して、地域で開催される運動教室の筋トレプログラムなどに参加するのもひとつの方法です。
介護予防の観点から設計された、低負荷の高齢者専用筋トレマシンを設置している公共施設などもありますので、積極的にその活用をはかりたいものです。
自宅で筋トレなどの運動を行うときは、「介護予防教室」と「ご当地体操」 でも述べたように、バランスをくずしたり、運動中に障害物に足をひっかけたりする危険性があります。
室内スペースの十分な確保、そして様子をみてくれる家族らが周りにいる環境で行うようにしたいものです。
社団法人 日本整形外科学会は、加齢にともなって足腰の関節や筋肉が弱り、歩行など移動する力が衰えて介護が必要になるおそれのある状態を「ロコモティブシンドローム(ロコモ、運動器症候群)」と名付け、ロコモを防ぐための適度な運動(ロコトレ)を呼びかけています(同学会ホームページ内掲載の「ロコモパンフレット」をご参照ください)。
こちらを自宅で行う運動のベースメニューとするのもよいでしょう。
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