<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<rss version="2.0">
    <channel>
        <title>介護予防　これだけは知っておきたい知識と知恵</title>
        <link>http://johopreventcare.irahik.com/</link>
        <description>介護予防は2006年の改正介護保険法で登場した新しい考え方ですが、その普及はまだまだです。介護保険とのかかわりや、介護予防マニュアル・介護予防のポイントや関連資格などについて、この機会にその基本を学んでみませんか。</description>
        <language>ja</language>
        <copyright>Copyright 2008</copyright>
        <lastBuildDate>Mon, 30 Jun 2008 00:36:43 +0900</lastBuildDate>
        <generator>http://www.sixapart.com/movabletype/</generator>
        <docs>http://www.rssboard.org/rss-specification</docs>
        
        <item>
            <title>「介護予防」とは何か～その目的と、介護保険における位置づけ</title>
            <description><![CDATA[<p><br /><strong>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-right" style="FLOAT: right; MARGIN: 0px 0px 20px 20px" height="130" alt="介護予防,介護保険,老年症候群" src="http://johopreventcare.irahik.com/j1.jpg" width="190" /></span>「介護予防」</strong>とは、(1)<strong>「要介護状態になることを、できる限り防ぐ（遅らせる）こと」</strong>および(2)<strong>「現在すでに要介護状態の場合は、状態がそれ以上悪化しないようにする（改善を図る）こと」</strong>の両方をさします。<br /><br />（ちなみに<strong>「要介護」</strong>というのは、介護保険で定められた利用限度枠を認定するために設けられた基準です。認定の区分は<strong>「要支援（1・2）」と「要介護（1～5）」の7段階</strong>にわかれています。）<br /><br /><br />とりわけ(2)の、<strong>"現在の身体状況のこれ以上の悪化を防ぎ、改善に努めていく"ことが「介護予防」の定義に含まれていること</strong>は、つい見落としがちですので注意しておきましょう。<br /><br /><br /><strong>「介護予防」</strong>は、<strong>2006年4月の改正介護保険法において導入</strong>され、現在の<strong>介護保険の一端を担うもの</strong>です。<br /></p>]]></description>
            <link>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/1.html</link>
            <guid>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/1.html</guid>
            
            
            <pubDate>Mon, 30 Jun 2008 00:36:43 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>介護保険における、介護予防サービス（予防給付）の概要。</title>
            <description><![CDATA[<p>
<p><br /><img class="mt-image-right" style="FLOAT: right; MARGIN: 0px 0px 20px 20px" height="119" alt="介護予防,介護保険,介護費用" src="http://johopreventcare.irahik.com/j22.jpg" width="180" /><strong>2000年にスタートした介護保険制度</strong>は、もともとは高齢化が急速に進むなか、医療費の膨張を防ぐ意図のもと設計された制度でした。<br /><br />しかしながら、<strong>当初の想定の倍を超えるスピードで介護サービスの利用者が増加</strong>する事態に直面し、<strong>介護費用の大幅増を抑制するため</strong>にも制度の手直しが必要になりました。<br /><br /><br /><br />こうして、<strong>「介護予防重視の姿勢」</strong>を理念のひとつに掲げた<strong>介護保険法の改正</strong>が、<strong>2006年4月</strong>に行われました。<br /><br />これによって、高齢者が要介護状態となることから生じる介護費用の増大を抑制すべく、<strong>要介護認定</strong>の区分を<strong>それまでの5区分（要介護1～5）</strong>から、<strong>新しく「要支援1・2」を加えた7区分とする</strong>と同時に、「<strong>要支援者</strong>（認定で<strong>要支援1・2</strong>に該当した方）」<strong>を対象とした「介護予防サービス（予防給付）」が、あらたに提供されることになった</strong>のです。<br /><br /></p>]]></description>
            <link>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/2.html</link>
            <guid>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/2.html</guid>
            
            
            <pubDate>Sun, 29 Jun 2008 00:42:56 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>介護予防サービス（予防給付）、各サービスの具体的内容について(1)。</title>
            <description><![CDATA[<p><br />さて、<strong>介護保険における「介護予防サービス」</strong>は、具体的には、<strong>通所・訪問・短期入所</strong>などから成る<strong>「居宅サービス」</strong>と、<strong>「地域密着型サービス」</strong>から成っています。<br /><br /><br />以下、順番に説明してまいります。<br /><br /><br /><strong><u>【居宅サービス】<br /><br /></u></strong>・<strong><u>「介護予防通所介護（介護予防デイサービス）」<br /></u></strong>・<strong><u>「介護予防通所リハビリテーション」<br /><br /><br /></u></strong><strong>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-right" style="FLOAT: right; MARGIN: 0px 0px 20px 20px" height="153" alt="介護保険,介護予防" src="http://johopreventcare.irahik.com/j2.JPG" width="190" />通所サービスは、</span>通所介護事業所（デイサービスセンター）</strong>などの外部の施設に通って、<strong>入浴</strong>や<strong>食事</strong>・<strong>排泄</strong>といった<strong>日常生活上の介護</strong>を受けたり、あるいは<strong>機能訓練（リハビリテーション）や趣味的なレクリエーションなどのサービス</strong>を受けるものです。<br /><br />外出によって<strong>閉じこもりを防止</strong>し、社会的孤立感を解消し、<strong>心身機能の維持・向上</strong>をはかる狙いもあります。<br /><br />また、サービスの利用中は家族も介護から解放されるため、<strong>介護する側の身体的・精神的な負担を軽減する</strong>という役割もあります。<br /><br /></p>]]></description>
            <link>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/1-1.html</link>
            <guid>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/1-1.html</guid>
            
            
            <pubDate>Sat, 28 Jun 2008 23:51:15 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>介護予防サービス（予防給付）、各サービスの具体的内容について(2)。</title>
            <description><![CDATA[<p><br /><a href="http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/1-1.html">介護予防サービス（予防給付）、各サービスの具体的内容について(1)。</a>に引き続き、個々の介護予防サービスについてご説明します。<br /><br />なお、介護予防サービス（予防給付）の概要については、<a href="http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/2.html">介護保険における、介護予防サービス（予防給付）の概要。</a> をご覧ください。<br /><br /><br /><strong>【居宅サービス】<br /><br /><br /></strong>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-right" style="FLOAT: right; MARGIN: 0px 0px 20px 20px" height="119" alt="介護予防,介護保険,居宅サービス,グループホーム" src="http://johopreventcare.irahik.com/j10.jpg" width="180" /></span>・<u><strong>介護予防短期入所生活介護<br /></strong></u>・<strong><u>介護予防短期入所療養介護<br /><br /></u><br />「介護予防短期入所生活介護」「介護予防短期入所療養介護」</strong>とは、自宅で普段介護を行っている家族がさまざまな理由で介護ができない場合に、介護老人福祉施設（特養）や介護老人保健施設などの施設に一時的に入所することによって、介護予防を目的とした日常生活上の支援や機能訓練などのサービスを受けるものです。<br /></p>
<p><br />・<u><strong>介護予防特定施設入居者生活介護<br /><br /><br /></strong></u>介護保険における「特定施設」の指定を受けた有料老人ホームや軽費老人ホーム（ケアハウス）などに入所している方が、介護予防を目的とした日常生活上の支援や機能訓練などのサービスを受けるものです。<br /><br /><br />・<u><strong>介護予防福祉用具の貸与</strong></u></p>
<p><br />歩行器や歩行補助杖など、介護予防に役立つ一定の福祉用具を借りることができるサービスです。<br /><br /><br />・<u><strong>特定介護予防福祉用具購入費の支給<br /><br /><br /></strong></u>介護予防に役立つ、都道府県の指定を受けた事業者のもとで購入した一定の福祉用具（腰掛便座・簡易浴槽など）について、<strong>1年間に10万円を限度</strong>として、<strong>購入後に9割を支給する（償還払い）</strong>ものです。</p>
<p><br />介護保険のサービスを利用した場合、通常は利用した事業所に1割を支払うのですが、これら<strong>福祉用具の購入や住宅改修に関わる費用</strong>については<strong>いったん自分で全額を立替え、あとから9割を払い戻す</strong>システムになっています。<br /><br />これを<strong>「償還払い」</strong>と言い、事前申請など一定の手続きが必要になります。<br /><br /><br />なお、こちらについては姉妹サイト<a href="http://kaigogoodskobo.aodori.com/" target="_blank"> 「介護用品・介護機器・福祉用具の基本を知る」 </a>の、<a href="http://kaigogoodskobo.aodori.com/2008/09/post_2.html" target="_blank">介護用品・機器　「福祉用具購入費」の支給について。</a>をご参照ください。</p>
<p><br /><br />・<u><strong>介護予防住宅改修費の支給</strong></u></p>
<p><br />介護予防にかかわる住宅の改修（手すりの取り付けや段差の解消など）を行った場合、費用の支出後に手続きをすることによって、<strong>20万円を支給限度</strong>として9割を支給（<strong>償還払い</strong>）するものです。<br /><br />なお、こちらについても、上記姉妹サイト内、<a href="http://kaigogoodskobo.aodori.com/2008/09/post_6.html" target="_blank">介護保険に係る、「住宅改修費」の支給について。</a>を、あわせてご参照ください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><br /><strong>【地域密着型介護予防サービス】<br /></strong></p>
<p><br />利用者が住みなれた地域からできるだけ離れずに生活を続けていけるようにするためのサービスです。2006年4月の改正介護保険法において新設されました。<br /><br />事業所の指定を市町村が行い、また<strong>原則として「その市町村に住む人」しか利用できません。<br /></strong>またサービスの利用料金は、<strong>要介護度に応じた1ヶ月ごとの定額制</strong>となります。</p>
<p><br /><br />・<u><strong>介護予防認知症対応型通所介護<br /></strong></u>・<strong><u>介護予防認知症対応型共同生活介護（グループホーム）<br /><br /><br /></u>「介護予防認知症対応型通所介護」</strong>とは、<strong>認知症</strong>の方に<strong>老人デイサービスセンター</strong>などに通ってもらい、そこで介護予防を目的とした日常生活上の支援や機能訓練などのサービスを受けるものです。<br /><br /><br />また<strong>「介護予防認知症対応型共同生活介護」</strong>とは、<strong>認知症</strong>の方が<strong>グループホーム</strong>と呼ばれる施設で少人数の共同生活を行いながら、介護スタッフから食事や入浴などの介助を受けるものです。<br /><strong>通いによるサービス</strong>や<strong>短期入所</strong>も可能です。<br /><br /><br />・<strong><u>介護予防小規模多機能型居宅介護<br /><br /><br /></u>「通い（デイサービス）」を中心</strong>に、利用者の様態や希望に応じて、「<strong>訪問」や「泊まり」を組み合わせ</strong>、日常生活上の支援や機能訓練など必要に応じてサービスを提供するものです。</p>
<p>&nbsp;</p>]]></description>
            <link>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/2-1.html</link>
            <guid>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/2-1.html</guid>
            
            
            <pubDate>Fri, 27 Jun 2008 01:06:41 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>市区町村が行う「地域支援事業（介護予防事業）」について。</title>
            <description><![CDATA[<p><br /><strong>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-right" style="FLOAT: right; MARGIN: 0px 0px 20px 20px" height="126" alt="介護予防事業,介護保険,要支援,要介護" src="http://johopreventcare.irahik.com/j3.jpg" width="190" /></span>2006年4月の改正介護保険法</strong>のスタートにおいては、あらたに<strong>「地域支援事業」</strong>なるものも、同時に始まりました。<br /><br />そしてその中核となっているのが、<strong>「介護予防事業」</strong>です。<br /><br />この<strong>「介護予防事業」</strong>は全国の自治体において、<strong>65歳以上の高齢者</strong>を対象に、<strong>要支援・要介護状態に陥らないようにさまざまな公開講座や啓発サービスなどを提供する</strong>ことを、その内容とするものです。<br /><br /><br /><a href="http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/1.html">「介護予防」とは何か～その目的と、介護保険における位置づけ</a> でも述べたとおり、要介護認定を経たうえで<strong>介護保険のメニューとして受けられる「介護予防サービス」</strong>は、あくまで<strong>要支援認定者のためのもの</strong>です。<br /><br />この認定において、<strong>「非該当（自立）」と判定されサービスを受けられない方</strong>も、当然でてくることになります。<br />また、そもそも<strong>介護保険を利用しない</strong>、つまり<strong>要介護認定を受けていない</strong>方もいます。<br /><br /><br />それらの方をほったらかしにしたままでは、<strong>いずれは彼らも要支援・要介護状態になる可能性も</strong>高く、やがてその地域における事態の全体的な悪化を招くことになるのは必定です。<br /><br /><br />したがって、このような<strong>「非該当（自立）」の高齢者</strong>についても、<strong>介護予防</strong>に対しての意識を高く持っていただき、また地域において長く健康な生活を続けてもらうためにもなんらかの支援が必要...ということで、自治体が主体となって行っているのが、この<strong>「介護予防事業」</strong>なのです。<br /><br /><br /><strong>「介護予防事業」</strong>は、建前として「すべての高齢者」が対象となっているものの、実質的には、<strong>要介護認定で「非該当（自立）」と判定された高齢者、および何らかの介護が必要と見込まれる状況にありながら要介護認定を受けていない高齢者</strong>が、ターゲットとなります。<br /><br />「要支援・要介護」状態とならぬように、自治体が主体となって活動し、水際で食い止めよう...という狙いがあるわけです。<br /><br /><br />具体的には、まず<strong>高齢者を対象とした健康診断</strong>や、<a href="http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post.html">介護予防のための「基本チェックリスト」とは。</a>でご説明する<strong>「基本チェックリスト」</strong>などを使って、生活機能の低下などが疑われる高齢者を早期に発見するべく、いわば<strong>「スクリーニング（洗い出し）」</strong>を行っていきます。<br /><br />その結果、このままの生活を続けると要支援・要介護状態になるかもしれない...と判断された高齢者に対しては、<strong><a href="http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post-2.html">「地域包括支援センター」</a></strong>が中心となり、カウンセリングなどを通じた更なるチェックによる<strong>「特定高齢者」の選定</strong>を行います。<br /><br /><br />つまり高齢者を<strong>「特定高齢者」と「一般高齢者」</strong>に区分し、対象を分けて、それぞれに応じた対策を行うというやり方です。<br /><br /><br /><strong>「特定高齢者」</strong>とは、<strong>「介護が必要となるおそれの高い」65歳以上の方</strong>を指します。<br /><br />彼らに対しては、要介護状態にならないことを目的に、<strong>地域包括支援センター</strong>と相談して個別に<strong>「介護予防ケアプラン」</strong>を作成のうえ、<strong>通所による運動器の機能訓練</strong>や<strong>高齢者向け栄養教室への参加</strong>、あるいは<strong>保健師などによる自宅への訪問指導など</strong>を提供します。<br /><br /><br />また<strong>「一般高齢者」</strong>とは、<strong>65歳以上のすべての方</strong>を指します。<br /><br />彼らに対しては、介護予防に関する知識の普及・啓発のために、<strong>介護予防教室</strong>や<strong>認知症予防講演会などの開催、介護予防ボランティアの人材育成・支援など</strong>を提供します。<br /></p>]]></description>
            <link>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/3.html</link>
            <guid>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/3.html</guid>
            
            
            <pubDate>Sun, 22 Jun 2008 01:53:39 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>介護予防のための「基本チェックリスト」とは。</title>
            <description><![CDATA[<p><br />市区町村が実施する<strong>「介護予防事業（地域支援事業）」</strong>においては、<strong>「基本チェックリスト」</strong>の使用にもとづく判定と、その判定結果にもとづき必要と判断された方に対し、<strong>介護予防事業への参加案内</strong>が行われます。<br /><br /><br />この<strong>基本チェックリスト</strong>は、<strong>厚生労働省</strong>のガイドラインにもとづき、以下のような一律の質問項目が掲載されています。<br /><br />・<a href="http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/kourei/kihon/1.pdf" target="_blank">基本チェックリスト（神奈川県）<br /></a>・<a href="http://www.city.koganei.lg.jp/kurashi/kaigo/kaigo2006/07/04.html" target="_blank">介護予防普及のための基本チェックリスト（小金井市）<br /><br /><br /></a>質問への回答を集計し、<strong>項目別の合計点が一定以上となった場合</strong>は、もよりの<strong>市区町村窓口や<a href="http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post-2.html">地域包括支援センター</a>への連絡</strong>を求められます。<br /><br /><br />その後は必要に応じて<strong>健康診断</strong>などを受診し、その結果、<strong>要支援・要介護状態となる可能性があり、生活機能の向上が必要と判定された対象者（<a href="http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/3.html">「特定高齢者」</a>）</strong>に対しては、地域包括支援センターによって<strong>「介護予防プラン」</strong>が作成されることになります。<br /><br />そして状況に応じ、<strong>運動教室への参加</strong>など、<strong>介護予防事業への参加案内</strong>が送られてくることになります（参加費用は原則無料か、数百円～千円程度の低額に設定する市町村が多いようです）。<br /><br /><br /><strong><br />「介護予防プラン」</strong>のプログラムは、主に<strong>「運動器の機能向上」「栄養改善」「口腔機能の向上」の三本柱</strong>から成っています。<br /><br /><strong><br />運動器の機能向上プログラム</strong>では、<strong>運動</strong>や<strong>体操</strong>を通じて足腰の<strong>筋肉の柔軟性・体の柔軟性を向上させ、筋力を高める</strong>ことに主眼をおきます。<br /><br /><strong>栄養改善プログラム</strong>では、栄養相談や食生活の見直しにより、様々な栄養素を摂取すると同時に、たんぱく質やエネルギーの不足を改善し、<strong>低栄養状態となることの予防</strong>を目指します。<br /><br /><strong>口腔機能向上プログラム</strong>では、堅いものなどを食べられるよう<strong>噛む力を強化</strong>し、また<strong>飲み込み機能の訓練</strong>によって食べ物が喉につかえるのを防ぐ<strong>口腔ケア</strong>などを重視したプログラムとなっています。</p>]]></description>
            <link>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post.html</link>
            <guid>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post.html</guid>
            
            
            <pubDate>Sat, 21 Jun 2008 01:55:59 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>介護予防、「地域包括支援センター」を有効活用する。</title>
            <description><![CDATA[<p><br /><strong>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-right" style="FLOAT: right; MARGIN: 0px 0px 20px 20px" height="175" alt="介護予防,地域包括支援センター" src="http://johopreventcare.irahik.com/j5.JPG" width="180" /></span>「地域包括支援センター」</strong>は、2006年4月に介護保険法の改正によって発足した新組織です。<br /><br /><strong>市区町村ごと（人口2～3万人に一ヶ所が目安）の設置</strong>が義務づけられました。<br /><br /><br />これまでこのような役割を担っていたのは<strong>「在宅介護支援センター」</strong>でしたが、<strong>「包括」</strong>という言葉からもおわかりのとおり、<strong>地域面でも活動内容面でも、従来よりずっと広い範囲をカバー</strong>します。<br /><br /><br />市区町村が運営主体者となり、実際に委託を受けた社会福祉法人・医療法人等が運営する、いわば<strong>地域密着型の「高齢者向け、よろず相談窓口」</strong>といった組織です。<br /><br /><br /><strong>相談はもちろん無料</strong>、電話による相談も受けつけてくれます。<br />「高齢者の相談ごとについては、ここで尋ねたら、おおまかな解決の道筋を教えてくれる」程度に考えておくのがよいでしょう。<br /><br /><br /><strong>介護予防</strong>に限らず、幅広い相談にのってくれますので、<strong>医療や介護サービス・高齢者の権利関係などの悩み</strong>についてもふだんから積極的に相談し、<strong>センターの方々と顔なじみになっておく</strong>ことをおすすめします。<br /><br /><br />さて、<strong>「地域包括支援センター」</strong>は、以下の三つを中心とした業務を行います。<br /><br /><strong>&nbsp;(1) 高齢者に関わる総合相談・支援事業・権利擁護事業<br />&nbsp;(2) 医療・福祉・保険・介護等に関する、包括的・継続的なケアマネジメント<br />&nbsp;(3) 介護予防に関するケアマネジメント<br /><br /><br />「地域包括支援センター」</strong>では、<strong>「社会福祉士」「主任ケアマネジャー」「保健師（看護師）」</strong>などの<strong>専門職が常駐メンバー</strong>となり、連携をとりながら業務を進めることになっています。<br /><br />また場合に応じ、医療機関・権利擁護機関などの<strong>外部組織への連絡や、さまざまな手配などのサポートも</strong>行ってくれます。<br /><br /><br />特に上記(3)の<strong>介護予防</strong>については、<strong>要支援者（要支援1・要支援2）に関わる「介護予防ケアプラン」の作成は、この「地域包括支援センター」に依頼する</strong>ことになります（<a href="http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/2.html">介護保険における、介護予防サービス（予防給付）の概要。</a> をご参照）。<br /><br />ちなみに介護予防ケアプランの作成は全額介護保険でまかなわれるため、自己負担はありません。<br /><br /><br /><strong>「地域包括支援センター」</strong>は、まだ新設されて2年程度の組織のため、まだまだ<strong>各センター間においての力の差が目立つ状況にある、</strong>と言われています。<br /><br /><br />しかし、高齢者の問題は、<strong>やはりその地域特有の情報が重要な役割を果たすケースが多い</strong>ものです。<br /><br /><br /><strong>市役所や住民との情報交換</strong>なども並行して行いながら、<strong>自分の担当区域の「地域包括支援センター」の十分な活用</strong>を、まずは第一に考えましょう。</p>]]></description>
            <link>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post-2.html</link>
            <guid>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post-2.html</guid>
            
            
            <pubDate>Fri, 20 Jun 2008 18:30:10 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>介護予防、その普及が伸び悩む理由は何か。</title>
            <description><![CDATA[<p><br /><strong>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-right" style="FLOAT: right; MARGIN: 0px 0px 20px 20px" height="137" alt="介護予防,介護保険,厚生労働省" src="http://johopreventcare.irahik.com/j6.jpg" width="200" /></span>2006年4月の介護保険法の改正</strong>を機に、<strong>厚生労働省や</strong><strong>自治体</strong>サイドは<strong>「介護予防」</strong>に関わるひととおりのメニューを用意し、そのPRに努めています。<br /><br /><strong>厚生労働省</strong>は<a href="http://www.mhlw.go.jp/topics/2007/05/tp0522-1.html" target="_blank">このような介護予防事業普及啓発パンフレット</a>も作成していますし、一部の<strong>自治体</strong>においては、<a href="http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000034931.html" target="_blank" rel="nofollow">このような啓発ビデオ</a>も作成しています。<br /><br /><br />しかしながら現時点において、その成果はいまひとつです。<br /><br />各種の講習会、チェックリスト利用にもとづく健診の受診者数などの、<strong>介護予防事業への参加者数は全国的に伸び悩んでいる状況</strong>です。<br /><br />厚生労働省によると、<strong>介護予防事業（地域支援事業）を利用する65歳以上の高齢者</strong>は、<strong>全体の0.3％程度</strong>（2007年11月末時点）にとどまっています。<br /><br /><br />一部の希望者のニーズには応えているかもしれませんが、<strong>介護予防の考え方が一人一人の高齢者に広く行き渡っているか？と問われると、残念ながらまだ全然普及していない、というのが現状</strong>なのです。<br /><br /><br />理由は、いろいろと考えられます。<br /><br />まず、<strong>「介護予防」というコンセプト（概念）そのものが、対象となる高齢者層にまだ十分浸透していない</strong>ことがあげられるでしょう。<br /><br /><br />いや、こと高齢者に限らず、われわれは一般に、いざ事が起きてからはあわてて対策をとったりするものの、<strong>事が起きるまえに先々を想定し日頃からその予防に努める、という行動をとらない傾向</strong>があります。<br /><br />たとえば、地震対策として数日分の食糧備蓄をしている家庭が全国で一体どれくらいあるか？といったことひとつを考えてみても、思い当たるふしがあることでしょう。<br /><br /><br />一般の人々にとって<strong>「予防」は、日頃から自覚し具体的に実行するのが案外と難しい行為</strong>なのです。<br /><br />ましてや外部から広く啓蒙・普及をはかっていくとなると、根気強く時間をかけた、さまざまな角度からの取り組みが必要なはずで、現状ではその点がまだ不十分と考えられそうです。<br /><br /><br />また、<strong>「介護予防」という考え方自体、まだまだ国と自治体の間だけに止まっている感</strong>があります。<br /><br />民間のサービス・製品競争が活発に行われるような<strong>介護予防専門の市場も、いまだに形成されていません。<br /><br /></strong><br />そのためか、「介護予防」というコンセプト（概念）の普及スピードもゆるやかで、<strong>高齢者は市町村の広報誌やポスターなどではじめてその存在を知る</strong>という程度の意識レベルに、とどまっています。<br /><br /><br />これらの問題の解決については、すでに各方面からさまざまな方向性が打ち出されていますが、その効果は未知数であり、さらに効果が現れてくるまでの時間も、かなりかかりそうです。<br /><br /><br />しかし、<strong>65歳以上の高齢者割合</strong>が現在の「5人に1人」から、<strong>2035年には「3人に1人」になる</strong>、と予測されるほど、日本における高齢化は猛スピードで進んでいます。<br /><br />国や自治体もあまりのんびりやっていては、<strong>介護予防が普及する前に介護・医療関連の財政がパンクしてしまう</strong>ことでしょう。<br /><br /><strong>民間やマスメディアも巻き込んでの「介護予防」にかかる普及・啓蒙対策の見直し</strong>について、早々に着手する必要があるのではないでしょうか。<br /><br /><br />最後に、<strong>「介護予防」</strong>は、ひとりひとりの高齢者にとってみると、何よりもまず「自分自身の」健康そして尊厳のある生活が送れるかどうか、に関わってくる話です。<br /><br />「介護予防」などは面倒くさい、病気になってから病院に行けばよい...というこれまでの考え方のままでは、国や自治体はもちろんのこと、自分自身も、<strong>自らの身体をもってして最終的に大きな「ツケ」を支払うことに</strong>なってしまいます。<br /><br /><br />これからはひとりひとりの高齢者自身が、<strong>「自らの健康と生活を守るため、介護状態になる前に、予防的・主体的・積極的に情報を集め、実践する」</strong>という、<strong>介護予防のための前向きなアクションを起こすことが重要</strong>となってきます。<br /><br /><br />高齢者一人一人が自らの健康と身体のために「介護予防」に関心を持つこと、それがすなわち、「<strong>介護予防」がこの日本で広く普及するための強力な誘因にもなる</strong>のです。<br /></p>]]></description>
            <link>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post-1.html</link>
            <guid>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post-1.html</guid>
            
            
            <pubDate>Thu, 19 Jun 2008 01:59:52 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>介護予防と体操～「介護予防教室」と「ご当地体操」</title>
            <description><![CDATA[<p><br />歳をとるにつれて<strong>バランス感覚の衰え</strong>からころんで骨折し、<strong>骨粗しょう症</strong>が進行していたことからそのまま<strong>寝たきり</strong>となってしまう高齢者が多くいます。<br /><br />したがって<strong>介護予防</strong>の観点からは、「<strong>体操</strong>」が重要な役割を果たします。<br /><br /><strong><br />健康づくり</strong>のための<strong>運動</strong>という観点はもちろんのこと、<strong>筋力トレーニング</strong>による<strong>基礎代謝アップ</strong>や<strong>骨粗しょう症の防止</strong>、あるいは<strong>ストレッチ</strong>や<strong>バランス運動</strong>による<strong>転倒防止</strong>、などの効果を狙うものです。<br /><br />しかし、一般にスポーツクラブなどでプログラムとして組まれている体操メニューなどは、高齢者にとっての運動量としてもはや強すぎるという場合も珍しくありません。</p>
<p>&nbsp;</p>]]></description>
            <link>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post-6.html</link>
            <guid>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post-6.html</guid>
            
            
            <pubDate>Wed, 18 Jun 2008 00:53:59 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>介護予防関連の資格と現状～疲弊する介護業界をあえて避ける有資格者。</title>
            <description><![CDATA[<br /><strong>介護予防</strong>に関わる資格には、<strong>国家資格</strong>、都道府県などが実施・認定するいわゆる<strong>公的資格</strong>、そして民間団体が独自に実施する<strong>民間資格</strong>、があります。<br /><br />介護に関連する資格の数は、それらをすべてあわせると数十種類にも達しますが、当サイトでは<strong>介護予防</strong>に特にかかわりの深いいくつかの資格をとりあげて、ご紹介します。<br /><br /><br />しかしその前に、<strong>介護業界の有資格者をとりまく厳しい現状</strong>について、皆さんはご存知でしょうか？<br /><br /><br />介護の資格は、<strong>数年間の実務経験</strong>を受験要件として課している資格も多く、有資格者自身が<strong>「介護業界のプロフェッショナル」</strong>として、誇りの持てる資格が多く存在することは、なんら疑いはありません。<br /><br />しかしながら、これらの資格の魅力をアピールする以前の背景として、<strong>「介護業界から離職する人の数が、全国的に増加の一途である」という深刻な構造的問題</strong>が、いまやクローズアップされています。<br /><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline">&nbsp;</span>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-right" style="FLOAT: right; MARGIN: 0px 0px 20px 20px" height="130" alt="介護予防,介護有資格者,介護業界,介護福祉士" src="http://johopreventcare.irahik.com/j11.JPG" width="130" /><br /></span>現在の高齢者数・要介護支援者数の伸びをベースにすると、6年後の<strong>2014年にはおよそ140～150万人以上の介護労働者数が必要</strong>になる、との試算があります。<br /><br />今後は<strong>1年間でおよそ4～6万人のペースで、介護労働者を増やしていく必要がある</strong>にもかかわらずです。<br /><br /><br /><strong>介護保険</strong>における<strong>介護報酬</strong>の低さに起因し、介護職につく方々にとってはここ数年来、待遇面や現場の労働環境面において、極めて厳しい状況が続いています。<br /><br /><strong>「介護専業では生活が苦しい」</strong>という経済的事情から、<strong>介護職とかけもちで他の仕事に従事</strong>している方の数も少なくありません。<br /><br /><br />このような背景のもと、いったんは希望と使命感を胸に就職しても<strong>「厳しい労働環境と、高齢者の人生を預かるという重い責任にさらされているにも関わらず、重労働・低待遇」という現在の業界の構造</strong>に嫌気がさすのか、いまやあらゆる介護職において、有<strong>資格者・無資格者を問わず極めて短い期間で離職する人の数が全国的に増加</strong>しつつあります。<br /><br />これこそが介護業界の今日、そして今後における大きな問題となっているのです。<br /><br /><br />介護関連資格においては、<strong>介護福祉士</strong>の養成学校等においても入学率が年々下がってきており、またいくつかの介護関連資格では、専門学校においても大幅な定員割れを起こすなど、まったくもって不人気な資格の数もいまや少なくありません。<br /><br />2005年に<strong>介護福祉士の資格を取得した約47万人中、実際に介護関連の分野で働いているのは27万人にすぎず、有資格者の半数近くが介護業界と無縁の仕事に就いている</strong>、というデータすらあります。<br /><br /><br />このような傾向は、長期的にみて、この<strong>日本における介護のインフラ・サービスの専門性を損なう</strong>だけでなく、ひいては<strong>「介護崩壊」</strong>という深刻な社会不安にすら、つながりかねません。<br /><br />そして<strong>そのしわ寄せは、よい介護サービスを適切な価格で利用したいと望む多くの消費者の方々のもとに、最終的にやってくる</strong>ことになるのです。<br /><br /><br />介護現場の人材不足を解消することを狙った<strong>「介護従事者処遇改善法」</strong>も、すでに先の国会で成立しているものの、内容の具体性には乏しく、とても直接的な効果を期待できそうにはありません。<br /><br /><br />介護の現場では、資格者・無資格者を問わず、介護従事者の処遇改善を強く求める声が、日増しに高まってきています。<br /><br />これからますます重要となる<strong>介護予防サービスの品質の維持・向上のためにも</strong>、介護業界にすぐれた人材が集まってくるようにするための、<strong>職場環境の改善と、給与水準・待遇面を中心とした介護業界のインフラ整備が、もはや待ったなしの状況</strong>となっています。<br /><br /><br />これらの施策が現実に実施されることではじめて、介護予防関連資格の志願者数、そして資格取得者としての誇りを胸に介護業界で働く人の数も、きっとふたたび増加に転じていくことでしょう。<br /><br /><br />次の、<a href="http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/1-2.html">介護予防に関わる資格の概要と、有資格者の現状（1）。</a> では、個々の介護予防関連資格の概要と、有資格者がおかれている現状についてご説明します。<br />]]></description>
            <link>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post-3.html</link>
            <guid>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post-3.html</guid>
            
            
            <pubDate>Tue, 17 Jun 2008 00:43:31 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>介護予防に関わる資格の概要と、有資格者の現状（1）。</title>
            <description><![CDATA[<p><br /><strong>介護予防</strong>にかかわる方々には、有資格者のみならず、無資格ながらも業界においての長い経験を活かし活躍している「介護業界のプロ」も、大勢います。<br /><br /><br />しかしながら、<a href="http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post-3.html">介護予防関連の資格と現状～疲弊する介護業界をあえて避ける有資格者。</a> でも述べたとおり、労働環境面・待遇面などで介護業界の現状のインフラがあまりに弱いため、残念ながら業界を離れる人々も増え、その改善はいまや全国的にも待ったなしの課題となりつつあります。<br /><br /><br />もはや国内だけでは介護労働力をまかないきれない...とみて、タイやフィリピンなど海外からの<strong>外国人スタッフの介護現場への受け入れ</strong>について、政治の場でもこれまで検討がなされてきました。<br /><br /><br />そしてついに、その具体的第一歩がスタートしました。<br /><br /><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-right" style="FLOAT: right; MARGIN: 0px 0px 20px 20px" height="119" alt="介護予防,外国人,介護資格,介護福祉士,看護師,社会福祉士" src="http://johopreventcare.irahik.com/j12.jpg" width="180" /></span>両国間の協定にもとづいて<strong>2008年7月末より、まずはインドネシアから、数百名体制による介護士・看護師の受け入れ</strong>がスタートしました。<br /><br /><br />彼らが日本国内で有資格者として働き続けるためには、一定期間内に日本の国家試験に合格する必要があるものの、そう遠くない将来、近くの介護施設で働いているのは彼ら外国人ばかり...という光景が、ごくありふれたものになるかもしれないのです。<br /><br />（もっとも、外国人の看護士の受け入れを積極的に考えている施設の数はまだ2割にも満たないそうで、まだまだ時間のかかりそうな話ではありますが。）</p>
<p><br /><br /><br />このような環境下、近い将来に、自分の家族の介護予防を考える時が訪れたとき、<strong>身内だけですべてなんとかしようとしたり、また逆にこれらプロの方々に丸投げしたりする</strong>だけでは、関係者のいずれにとっても、よい結果をもたらさないことでしょう。<br /><br /><br />介護業界でどのような資格をもった方が働いていて、彼らがどんな業務に従事しているのか。<br /><br />お世話になる立場としても、そのような点についての基礎的な知識を持ったうえで、大切な家族の<strong>介護予防や介護のあり方について、プロの知恵を借りながらも、相談しあい一緒になって考えていく。<br /><br /><br />介護予防サービス</strong>を利用する側にとっても、このようなマインドが、ますます必要になってくるものと思われます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong><u>【介護福祉士】<br /><br /></u></strong>介護福祉士は、「社会福祉士及び介護福祉士法」にもとづく<strong>「国家資格」</strong>です。<br /><strong>「ケアワーカー」</strong>などと呼ばれることもあります。<br />通常は介護施設や介護サービス事業所に在籍しています。<br /><br />身体や精神の障害のために、<strong>日常生活における入浴・排泄・食事などで支援の必要がある人に対して総合的支援を行う</strong>と同時に、<strong>当事者やその介護者に対しても介護に関する指導</strong>を行います。<br /><br /><br />介護現場において一線で働く立場として現状は労働量が過酷となりがちなことから、残念ながらその離職率も高くなっています（<a href="http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post-3.html">介護予防関連の資格と現状～疲弊する介護業界をあえて避ける有資格者。</a> ご参照）。<br /><br />この後に述べる<strong>「社会福祉士」との違いですが</strong>、<strong>介護福祉士</strong>が<strong>現場で直接的に指導を行う面が強い</strong>のに対し、<strong>社会福祉士</strong>は介護・福祉に関わるアドバイスや全般的相談など、<strong>間接的に介護に関わる</strong>面が強くなります。<br /><br /><br />ちなみに<strong>厚生労働省</strong>は、<strong>「介護福祉士」を介護業界における中核的資格としていく</strong>ことを目指し、<strong>2012年4月以降の資格取得要件を厳格化</strong>する方針を打ち出しています。</p>
<p><br /><a href="http://www.sssc.or.jp/shiken/index.html" target="_blank">財団法人 社会福祉振興・試験センター　介護福祉士</a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong><u>【社会福祉士】<br /><br /></u>社会福祉士</strong>も介護福祉士と同じく、<strong>「社会福祉士及び介護福祉士法」</strong>にもとづく<strong>「国家資格」</strong>です。<br />通常は介護施設や医療機関に在籍しています。<br /><br /><strong>高齢者や障害者、その家族の相談等に応じ、それを受けての指導やアドバイス</strong>を行います。<br /><br />また高齢者の虐待や認知症が疑われる場合などにおいては、<strong>医師や福祉・保健医療サービスの提供者や、権利擁護機関等との間で、さまざまな連絡や調整</strong>を行います。<br /><br /><br />ちなみに、社会福祉士の資格を持っていなくても同内容の仕事はできますが、その場合<strong>「社会福祉士」</strong>を名乗って行うことはできません（このような資格は、<strong>「名称独占の資格」</strong>と言われます）。<br /><br />なお、2006年4月の改正介護保険法で発足した<strong><a href="http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post-2.html">「地域包括支援センター」</a></strong>においては、<strong>社会福祉士の設置が義務づけ</strong>られています。<br /><br /></p>
<p><a href="http://www.sssc.or.jp/shiken/index.html" target="_blank" rel="nofollow">財団法人 社会福祉振興・試験センター　社会福祉士</a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><a href="http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/2-2.html">介護予防に関わる資格、知っておきたい業務内容と現状（2）。</a>&nbsp;に続きます。<br /></p>]]></description>
            <link>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/1-2.html</link>
            <guid>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/1-2.html</guid>
            
            
            <pubDate>Mon, 16 Jun 2008 15:31:52 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>介護予防に関わる資格の概要と、有資格者の現状（2）。</title>
            <description><![CDATA[<p><br /><a href="http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/1-2.html">介護予防に関わる資格の概要と、有資格者の現状（1）。</a>に続き、介護予防に関わる主な資格をいくつかご紹介します。<br /></p>
<p><br /><strong><u>・ケアマネジャー（介護支援専門員）</u></strong></p>
<p><br />通称<strong>「ケアマネ」</strong>。正式名称は<strong>「介護支援専門員」</strong>です。<br /><br /><strong><br />要介護認定の手続きを本人や家族に代行して行ったり、また介護保険におけるケアプラン(介護サービス計画)の作成や、介護報酬の計算などの給付管理（ケアマネジメント）</strong>を行い、さらには要介護認定者からの相談業務や市区町村・介護サービス事業者との調整までを行う、専門職です。<br /><br />市町村の担当窓口や地域包括支援センターにはケアマネジャーのいる施設のリストがあり、そこで確認することもできます。<br /><br /><strong>ケアマネジャー</strong>は、介護保険法にもとづく指定を受けた<strong>「居宅介護支援事業所」</strong>に所属して働く方が大半となっています。<br /><br />同じくケアマネジャーの配置が義務づけられている<strong>グループホーム</strong>や<strong>介護老人福祉施設（特養）</strong>などの<strong>「介護保険施設」</strong>で働く方もいます。<br /><br /><br />現在、全国には<strong>およそ40万人のケアマネジャー</strong>がいますが、その多くが<strong>介護福祉士や看護師の経験を持つ資格者</strong>となっています。</p>
<p><br />介護福祉士・社会福祉士・看護師などの有資格者で5年以上（または10年以上）の実務経験を有する者が、都道府県が実施する「介護支援専門員実務研修」を受講し、試験合格後に都道府県へ登録することによって取得できます。<br /><br />なお、<strong>2006年4月の改正介護保険法</strong>で発足した<strong><a href="http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post-2.html">「地域包括支援センター」</a></strong>において1名以上の人員配置が必要として創設された新たな資格として、<strong>「主任ケアマネジャー（主任介護支援専門員）」</strong>があります。<br /><br /><strong>「主任ケアマネジャー」</strong>は、地域のケアマネジャーの相談に応じたり、また彼らへのアドバイス等も行うなど、いわば<strong>後方支援的な役割</strong>を果たしています。</p>
<p><br /><a href="http://www.fukushizaidan.jp/htm/05kea_1.htm" target="_blank">介護支援専門員実務研修受講試験（東京都の例）<br /></a></p>
<p><br /><br /><strong><u>・ホームヘルパー（訪問介護員）<br /><br /></u></strong>利用者宅を訪問し、<strong>介護保険</strong>で決められた給付である<strong>介護サービスや家事援助サービスの提供</strong>や、<strong>市町村からの委託</strong>による<strong>在宅支援（ホームヘルプ）サービスの提供</strong>を行います。<br /><br /><br />ホームヘルパーは、ホームヘルプ事業を行う社会福祉法人や事業所の指示により勤務しますが、就業形態としては<strong>およそ８割が非常勤（登録型）</strong>となっています。<br /><br />調理や掃除・洗濯といった生活援助、食事や入浴・排泄の介助などの身体介護、車やタクシー乗り降り時の介助などをサービス業務として行う、在宅介護にとって無くてはならない存在です。<br /><br /><br />しかしながら以下のニュースでもおわかりのように、全体として重労働の割りに低い賃金水準を強いられているのがヘルパーの実情となっており、いまや<strong>介護業界の厳しさを象徴する職種</strong>となっている感すらあります。<br /><br />従事する労働の厳しさとその社会的役割の重要性にみあったヘルパーの待遇改善が、早急に望まれるところです。<br /></p>
<p>資格としては1～3級までありますが、取得するためには都道府県指定のホームヘルパー養成研修を受講する必要があり、その修了によって認定されます。<br /><br /><br />なお、介護保険の制度上、3級の資格者によるサービス提供は事業所に支払われる介護報酬が減額されることになるため、<strong>勤務のためには事実上、ヘルパー2級以上の資格が必要</strong>となります（<strong>2009年4月から</strong>は、介護保険が完全に使えなくなるため、<strong>ヘルパー3級は実質的に廃止</strong>されます）。</p>
<p><br /><a href="http://www3.shakyo.or.jp/hhk/helper/helper%20sigoto.htm" target="_blank">ホームヘルパーの資格と就職（全国ホームヘルパー協議会）<br /></a></p>
<p><strong><u><br /><br />・看護師<br /><br /></u></strong>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-right" style="FLOAT: right; MARGIN: 0px 0px 20px 20px" height="216" alt="介護予防,介護資格,ケアマネジャー,看護師,ホームヘルパー" src="http://johopreventcare.irahik.com/j13.jpg" width="145" /></span>医師の指示のもと、医療現場において<strong>診療や治療の補助・患者の療養上の世話等を行う国家資格</strong>です。<br /><br /><br />最近は専門看護分野の細分化が進み、<strong>「認定看護師」「専門看護師」「認定看護管理者」</strong>などの認定資格が創設されています。<br /><br />なお、<strong>地域包括支援センター</strong>においては<strong>「保健師または経験のある看護師」</strong>を置くことが定められています。<br /><br /><a href="http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/5.html" target="_blank">資格試験案内　看護師国家試験の施行（厚生労働省）</a><br /><br /><a href="http://www.nurse.or.jp/nursing/qualification/howto/index.html" target="_blank">社団法人 日本看護協会　資格認定制度とは<br /><br /></a><strong><u><br />・保健師<br /><br /></u>疾病予防や健康教育、さらには医療機関との調整など、公衆衛生のための仕事を行う国家資格</strong>です。<strong>社会福祉士</strong>と同様、<strong>「名称独占の資格」</strong>です。<br /><br />介護予防関連以外にも、子供から社会人に至る幅広い年齢層を対象とした健康相談や、地域のみならず企業に所属して従業員の健康管理を行う場合もあり、一般に<strong>保健師の業務の守備範囲は看護師よりも広くなる傾向</strong>があります。<br /><br /><strong>地域包括支援センター</strong>においては、<strong>「保健師または経験のある看護師」</strong>を置くことが定められています。<br /><br /></p>
<p><a href="http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/3.html" target="_blank">資格試験案内　保健師国家試験の施行（厚生労働省</a>）<br /></p>
<p><u><strong><br /><br />・健康運動指導士</strong></u></p>
<p><br /><strong>健康運動指導士</strong>は、<strong>財団法人「健康・体力づくり事業財団」が認定する民間資格</strong>です。<br /><br />介護保険施設や健康増進センターなどの介護予防事業において、<strong>個々人に適した運動メニューの作成や、その指導</strong>を行っています。<br /><br />資格を取るには、一定の受講資格を有した上で、講習会や養成講座を受講し、認定試験に合格する必要があります。</p>
<p><br /><a href="http://www.health-net.or.jp/zaidan/undou/undou_0101.html" target="_blank">財団法人「健康・体力づくり事業財団」　健康運動指導士<br /></a></p>
<p><strong><u><br /><br />・介護予防運動指導員</u></strong></p>
<p><br /><strong>介護予防運動指導員</strong>は、<strong>財団法人東京都高齢者研究・福祉振興財団・東京都老人総合研究所の認定による民間資格</strong>です。<br /><br />公共スポーツ施設や老人保健施設などにおいて、<strong>介護予防プログラムの立案、高齢者筋力向上等トレーニングの実施・指導、トレーニングの効果測定など高齢者向けの運動指導</strong>を行います。<br /><br />資格を取るには、一定の受講資格を有した上で、財団法人東京都高齢者研究・福祉振興財団が指定した事業者の養成研修を受講し、修了試験に合格する必要があります。</p>
<p><br /><a href="http://www.fukushizaidan.jp/htm/08yobo_1_2.htm" target="_blank">財団法人東京都高齢者研究・福祉振興財団　介護予防運動指導員養成事業</a><br /></p>]]></description>
            <link>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/2-2.html</link>
            <guid>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/2-2.html</guid>
            
            
            <pubDate>Sun, 15 Jun 2008 23:06:13 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>介護福祉士とホームヘルパー、資格取得要件の見直しとその背景（１）。</title>
            <description><![CDATA[<p><br /><strong>介護福祉士（ケアワーカー）</strong>は2,000時間に迫る膨大な時間と非常な努力を費やして得られる資格であり、介護業界の中心的存在となるプロフェッショナルとして、資格取得までの努力に相応しい待遇を、本来なら得られてよいはずです（<strong>介護福祉士</strong>については <a href="http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/1-2.html" target="_blank">介護予防に関わる資格の概要と、有資格者の現状（1）。</a> ご参照）。<br /><br /><br />にもかかわらず、<strong>介護業界の全般的な人材難</strong>を背景として、<strong>介護福祉士</strong>の多くが<strong>介護施設</strong>の現場において<strong>長時間労働</strong>とならざるを得ず、その肉体的・精神的負担に比べ、残念ながらこれまで<strong>社会的地位・給与面において報われない状況</strong>が続いています。<br /><br /><br /><strong>厚生労働省</strong>の2005年調査によれば、<strong>介護施設で働く介護福祉士の割合</strong>は、介護職員<strong>全体の38.1％</strong>に達しています。<br /><br />また <a href="http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post-3.html" target="_blank">介護予防関連の資格と現状～疲弊する介護業界をあえて避ける有資格者。</a> でも記したとおり、<strong>介護福祉士の資格取得者47万人中の半数近く</strong>は、<strong>介護業界以外の仕事</strong>に就いているのが現状です。<br /><br /><br />このため、<strong>介護福祉士および介護業務従事者の待遇改善</strong>に向けた政治的な試みがいまも続いていますが、彼らの待遇・報酬をあげることはすなわち、その源泉である「<strong>介護報酬の引き上げ</strong>」（＝被保険者が支払う<strong>介護保険料の引き上げ</strong>）を意味することから、事態がなかなか前に進んでいないのが現状です。<br /><br /><br />その一方で<strong>人手不足が慢性化</strong>し、<strong>人口の高齢化</strong>もますます進んでおり、<strong>今後10年間であらたに40～60万人の介護職が必要</strong>ともいわれています。<br /><br />対策の一環として、すでに<strong>インドネシアから、外国人介護士・看護師の受け入れ</strong>なども始まっています。<br /><br /><br />また、最近は問題の深刻化がささやかれる「<strong>認知症介護</strong>」や「<strong>老々介護</strong>」など、これまでの<strong>身体介護</strong>だけでは対応できない状況が出てくるなか、<strong>新たな介護サービスへの対応ができる人材の育成</strong>も必要になると見込まれています。<br /><br />さらには、<strong>成年後見</strong>に関わる相談など<strong>専門知識が必要とされる業務の範囲も拡大</strong>してきており、<strong>介護業界</strong>においてもそれに対応できる人材が、いま以上に求められています。<br /><br /><br />このように、介護の現場がさまざまに変化し、また介護業界の人・ソフト面の新陳代謝も進むなかで、<strong>介護サービスの質の維持・向上を持続的に担うプロ</strong>として、<strong>介護福祉士の社会的地位の向上</strong>をこれまで以上に進める必要がある、と国は考えているようです。<br /><br /><br />基本的に、「<strong>介護福祉士</strong>」を<strong>介護業界における基本的・中核的資格</strong>と位置づけ、<strong>ホームヘルパー</strong>らに対しても、将来的に<strong>介護福祉士へのステップアップを促していく</strong>ものとしています。<br /><br /><br />そのような現状を背景として、<strong>2007年11月</strong>には「<strong>社会福祉士及び介護福祉士法</strong>」が改正され、<strong>厚生労働省</strong>は<strong>介護福祉士の資格取得要件を厳しくする方針</strong>を打ち出しました。<br /><br /><br />これまでは、<strong>専門の養成施設の卒業生</strong>は<strong>無試験</strong>で介<strong>護福祉士</strong>となる途がありましたが、<strong>2012年4月以降は例外なくすべての人に、国家試験の受験義務が課せられる</strong>ことになります。<br /><br />また、<strong>ホームヘルパー</strong>に対する<strong>研修制度</strong>も、あわせて改定が行われています。<br /><br /><br /><strong>資格改正のポイント</strong>については、次のコラムでご説明します。<br /></p>]]></description>
            <link>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post-4.html</link>
            <guid>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post-4.html</guid>
            
            
            <pubDate>Sat, 14 Jun 2008 14:13:42 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>介護福祉士とホームヘルパー、資格取得要件の見直しとその背景（２）。</title>
            <description><![CDATA[<p><br /><strong>介護福祉士（ケアワーカー）資格試験</strong>において、取得の要件が<strong>2012年4月以降から</strong>厳しくなります（その理由と背景については、<a href="http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post-4.html" target="_blank">介護福祉士とホームヘルパー、資格取得要件の見直しとその背景（１）。</a> をご参照ください）。<br /><br /><br /><strong>介護福祉士試験の見直しのポイント</strong>は、大きく<strong>三つ</strong>あります；<br /><br /><br />1.&nbsp; 現在は実務経験が3年以上であれば受験資格が付与され、あとは介護福祉士試験に合格すればよいのですが、<strong>制度見直し後はそれに加えて、国が指定する養成施設において6ヶ月以上の「介護職員基礎研修」を受けなくてはならなくなります</strong>。<br /><br />2.&nbsp; これまで<strong>国が指定する養成施設の卒業者</strong>に対しては、無試験で自動的に資格が与えられていましたが、<strong>制度見直し後は、彼らも試験を受けなければならなくなります。<br /><br /></strong>3.&nbsp; 養成施設や福祉系高校における<strong>受験資格を得るための講習時間</strong>も、<strong>制度見直し後には増える</strong>ことになります。<br />具体的には、<strong>福祉系高校</strong>の場合は現状の<strong>1,190時間から1,800時間へ</strong>、また<strong>養成施設の場合は現状の1,650時間から1,800時間へ</strong>と、それぞれ増加します。<br /><br /><br />また、<strong>ホームヘルパー制度の見直し</strong>も行われることになりました。<br /><br /><strong>2006年</strong>には、ヘルパーの中核的・指導的役割を担う層をつくるべく<strong>「介護職員基礎研修」</strong>が新設されています。<br /><br />この<strong>「介護職員基礎研修」</strong>は、現在でも<strong>ヘルパー制度の上位概念</strong>として位置づけられていますが、<strong>2012年をめどに現在のホームヘルパー1級をこの「介護職員基礎研修」に統合する予定</strong>となっています。<br /><br /><br />そして<strong>将来は、2級を含めたホームヘルパー全体を一元化しよう</strong>というのが、最終的な国の狙いといわれています。<br /><br />なお,<strong>現在の「ホームヘルパー3級」は、2009年4月から介護報酬が廃止となるため、資格としては事実上の廃止</strong>となります。<br /><br /><br />このような変更の理由のひとつに、<strong>介護福祉士</strong>と<strong>ホームヘルパー上級</strong>との間で、<strong>受講時間数の差が大きすぎる</strong>ことがあげられています。<br /><br />従来の<strong>ホームヘルパーの養成研修は1級・2級をあわせても400時間に満たず、1,000時間強を必要とする介護福祉士との間に大きな溝</strong>がありました。<br /><br />その是正と両者の橋渡し的な位置づけとして、<strong>「介護職員基礎研修」</strong>が登場したとされます。<br /><br />ちなみに<strong>「介護職員基礎研修」の講習時間</strong>は、中間に位置する<strong>500時間</strong>となっています。<br /><br /><br />以上、名実ともに介護業界の中核的存在とするべく、<strong>介護福祉士</strong>の資格取得要件を厳しくするとともに、<strong>上級のヘルパーも最終的に介護福祉士を目指すような</strong>道筋をつけています。<br /><br /><br />ただしこの資格要件の見直しについては、<strong>問題点</strong>も指摘されています。<br /><br />まず、介護福祉士を受験する側にとっては、受<strong>験までのハードルがあがった分だけ、金銭的にも時間的にも負担がそれだけ大きくなる</strong>はずです。<br /><br /><br /><strong>介護福祉士という資格のステータス</strong>は、今回の変更によってさらに上がっていくとは思います。<br /><br />しかし、<strong>社会的ステータスの増加した分だけ、待遇や報酬の増加、および現状の過酷な長時間労働の緩和措置などもセットで付与していかない限り、「苦労のわりに報われない」「割に合わない」ということになってしまい</strong>、よほど社会的使命感の強い方しか、試験にチャレンジしなくなる恐れがあります。<br /><br /><br /><a href="http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post-3.html" target="_blank">介護予防関連の資格と現状～疲弊する介護業界をあえて避ける有資格者。</a> でも記したとおり、<strong>現時点においてさえ、介護福祉士の資格保有者の半分が介護業界以外の職についている状況</strong>です。<br /><br />したがって、勤務時間や待遇など他の諸条件を据え置いたまま資格取得要件だけを厳しくしたのでは、<strong>ただでさえ人手不足の介護業界が、さらに困難な環境に置かれることになるのでは</strong>...と懸念する声も、すでに聞こえてきています。<br /><br /><br /><strong>介護業界</strong>をとりまく状況が急速に変化していることもあり、介護のスペシャリストを育成する仕組みを強化していこうという国の理念自体はよいとしても、<strong>使命感をもって介護業界に身を捧げようとする側に報いることのできる仕組みを、並行するかたちで整えていけるのかどうか。<br /><br /><br /></strong>質の高い<strong>介護予防サービス</strong>・<strong>介護サービス</strong>を受けたいと願う<strong>利用者</strong>の側としても、今後の事態の推移を注意深く見守る必要がありそうです。</p>]]></description>
            <link>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post-5.html</link>
            <guid>http://johopreventcare.irahik.com/2008/06/post-5.html</guid>
            
            
            <pubDate>Fri, 13 Jun 2008 17:52:40 +0900</pubDate>
        </item>
        
    </channel>
</rss>
